ランドセル (蘭: ransel)[注 1]は、日本の多くの小学生が通学時に教科書、ノートなどを入れて背中に背負う鞄である。オランダ語呼称「ransel(オランダ語版)」(「ランセル」または「ラヌセル」)がなまって「ランドセル」になったとされ、幕末の教練書である『歩操新式』の元治元年(1864年)版(求實館蔵板)にも「粮嚢」の文字に「ラントセル」の振り仮名がされているほか、画像としては一柳斎国孝筆… 17キロバイト (2,320 語) – 2023年4月30日 (日) 21:22 |
「ラン活」とは、小学校に進学するお子さまのためのランドセルを吟味し、購入するまでの活動のこと! これが年々激化、スタート時期も前倒しの傾向にあります。
そしてランドセルも老舗工房から人気のアパレルブランドが出すランドセルまで、選ぶ選択肢が増えているのも事実!
ここでは近年の「ラン活」について、みんなはいつ頃どんな活動をしているのか、何をポイントに選べばいいのか、ラン活がスムーズにいくために考えておきたいことなど、ポイントをご紹介いたします。
ラン活はみんな、いつ、何をしているのか
年々前倒しの傾向にあるラン活ですが、近年では早いメーカーではお子さまが入学を迎える一年前のお正月や2月ごろにはその翌年の入学準備にむけたランドセルラインナップを出し、そして約4割のご家庭が5月にはランドセルを決めてしまうのだとか。
●年中の1~3月:カタログ取り寄せやネットでリサーチ
各メーカー、百貨店、ランドセルラインナップが出そろう時期。カタログ取り寄せや店頭に見に行く、パンフレットをもらう、などリサーチ開始
●年長の4~7月:展示会などイベント開催、早いものは予約スタートも
メーカーや工房によっては、ラインナップ紹介と共に予約販売スタートしていることも。気に入ったランドセルが人気ブランドのもだったり、人気価格帯のもので売れ筋ならば、この時期に予約してしまうのが安心。ゴールデンウィークあけには予約販売終了してしまうものも出てきます。
●7~9月:完売モデルも続々
人気商品や限定台数のランドセルはこの時期には完売していることも。このタイミングでまだ候補が見つかっていないとなると、少し割高だったり、デザインが少し派手だったり逆にシンプルすぎたり、と、”ちょうどよい”ものの選択肢がせばまってくるおそれもあります。
●12~3月:ランドセルの値引きスタート
年末セールや年始の初売りなど、人気モデル以外のランドセルはこの時期セール価格になることも! とくにこだわりがなく、なるべく購入価格をおさえたい方は逆にこの時期を狙ってみても。
とはいえ、ランドセル選びにかける熱意もご家庭によってさまざまだと思います。こだわりが強いご家庭も、そうでないご家庭も、そのご家庭らしく、お子さまが楽しく快適に学校に行ける相棒を選んであげてくださいね。
何をポイントにランドセルを選ぶのか
老舗工房はもちろん、近年ではキッズに人気のアパレルブランドやスポーツ部ブランドが出すランドセルもあり、デザインも多岐にわたっています。通販での販売も多いため、選ぶ選択肢も増えています。
●とにかく、デザイン!
子供服を展開するアパレルメーカーやスポーツブランドがランドセルメーカーとコラボするランドセルは、そのブランドごとのテイストでつくられる世界観、デザインが魅力です。デパートとの限定コラボデザインなどもブランドによってはあります。お子さまが大好きなブランドがランドセルを出しているならば、ファッションアイテムのように、毎日背負うのが楽しみな心ときめくランドセルが見つかるかもしれません。ただ、近年ではランドセルカバーをつけるご家庭が多いため、せっかくのデザインや装飾もカバーによっては隠れてしまう場合もあります。逆に、シンプルデザインであっても、ランドセルカバーでイメージを変えることもできます。
●やっぱり、信頼度!
6年間毎日使うものだから、品質を重視したい!「土屋鞄」「中村鞄製作所」「鞄工房山本」など、自社工場にて職人さんが手間を惜しまず伝統的な方法でひとつひとつランドセルをつくっているいわゆる”工房系”と呼ばれるブランドならば、その品質に対する信頼度はかなりのもの。ただ、作れる数にも限りがあるため、その割に人気工房系は狙ってる人が多く、3、4月に予約スタート、6、7月には完売するモデルもあるようです。
●軽さ重視!
小柄なお子さまや、小学校までの距離があるお子さまはとくに、中に重たい教科書を入れて日々ランドセルを背負って通学するのですから、ランドセルそのものは少しでも軽いものを選んであげたいところ。店頭で見るようなランドセルはほとんどが人工皮革のクラリーノ製で、素材そのものの軽さが評価されていますが、ランドセルの形、デザインによってそれぞれ重量も少しずつ変わってきますので、カタログなどの重さも気にしてチェックするとよいでしょう。
●容量重視!
ランドセルの収納力も、ランドセルの型によって変わってくる部分。最近はマチ(ランドセルの奥行き)があり、「大容量!」をうたうランドセルも出てきています。たとえばお子さまが手提げなど手に持つことを嫌がるようであれば、体操服袋や上履き袋も収納できるような大容量のランドセルを選ぶといいかもしれません。
● とにかく、安く!
→近年のランドセルは、そこまで大きさや規格に大きな違いはないので、お子さまもご両親もデザインなどにこだわりが特にないのであれば、購入時期をずらして1、2月ごろまで待てば、各メーカーのランドセル販売価格はさがる傾向にあるので狙いめです。 または、各メーカー、これまで販売してきたものの在庫処分として、型落ちモデルをアウトレット価格で販売していたりもしますので、アウトレットコーナーに目を向けることもおすすめです。
何をポイントに選んだらいいのかわからない!
とはいえ、どこにポイントをおいてランドセルを選んだらいいのかわからない! そんなときは、各地で開催される「合同ランドセル展示会」にまず行ってみることをおすすめします。
複数のメーカーのランドセルが並ぶ合同展示会で、 ランドセルは今どんなものがあるのかを見渡すことで、こんなものがいいな、色はこれがいいかな、予算はだいたいどのくらいのものが多いのか、など、現状や動向を知ることができます。もちろんそこでお気に入りに出会うかもしれませんし、まずは下調べとして、ご家庭でのラン活の方向性が見えてくる、というメリットにつながります。
合同ランドセル展示会は予約制の場合がありますので、ご注意ください。
ラン活、はじめるその前に!
お子さまの小学校生活のパートナーとなるランドセル選びのための活動、ラン活を始める前に!
お子さまが6年間使うものですので、もちろんお子さま本人が気に入ることはもちろんですが、最初からお子さまだけに選ばせてしまうと悪気なく予想以上のお値段のものを選んでしまったり、お父さまお母さまの間でも考え方の違いが出てきてしまったりするかもしれません。
まず、決めておきたいこと
まずはご家庭でランドセル購入の予算、またはご主人も活動に参加したいのかどうか、など、ラン活を円滑に進めていくために活動を始める前の大人の意思疎通をしておくことをおすすめします。場合によっては、おじいちゃまおばあちゃまがランドセルを買ってあげたい、と思っているところもあるかもしれませんので、そうなると一家だけの話ではなくなりますね。
ネットやカタログでお父さんお母さんがある程度下調べをして、予算や、お子さまの体格や性格に合う方向性のものを絞り込んで、そのなかからお子さまに選んでもらう、といった流れもラン活をスムーズにすすめるために有効といえそうです。
失敗談として
ネット上でみかける、ランドセル選びの失敗談、代表的なものをご紹介しておきます。
・予算はあったため高級ランドセル(10万円前後)を選んだが、大事にしない子どもにイライラする
・キャラクター系のランドセルは高学年になると飽きてくる場合も
・教科書がぎっしり入った本革ランドセルは本当に重たかった! 小柄で30分ほど歩いて通学する子どもにはかわいそうだった
・子どもが手提げなどを持ちたがらないので、上履きや水筒なども入るマチ幅(ランドセルの奥行き)がある大容量タイプにすればよかった
大切なのは・・
あくまでも、ランドセルはお子さまが6年間使うもの、ということを忘れずに。そのランドセルを選ぶラン活のさなかでたとえばご両親がけんかしてしまったり、親の考えや好みでお子さまがあまり気が進まないものを選ばせてしまったり、そういう話もネット上ではよく見かけますが、本来主役であるはずのお子さまが悲しい思いをすることだけは避けたいところ。
最終的には、お子さまが笑顔になるランドセルを選ぶ!
お子さまが来年度からはじまる小学校生活が楽しみになる、ラン活こそ小学校生活への序章、そんな気持ちで、お子さまこそがワクワクするようなラン活をしてほしいと思います。
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<ツイッターより>
(出典 @go_do_randosel)合同ランドセル展示会
@go_do_randosel★★予習するならこちら★★ randosel-kensaku.com/osaka 13社 910種類のランドセル 気に入ったものがあれば購入できます (お届けは後日) 今年も楽しい展示会になりますように♪ #ラン活 #ランドセル展示会 #大阪 pic.twitter.com/eIN8xHQXO1
(出典 @weightbear_cafe)ウェイトベアのベアカフェ
@weightbear_cafeおはようございます!晴れのようなすでに曇りのような。 週末にランドセルを見に行ってきました♪上の子は8月に行ったのに、今年は周りも動き出しが早くて焦り、とりあえず1回行こうかと。もう決定でいいかな。。。 今週もよろしくお願いします! #企業公式が毎朝地元の天気を言い合う #ラン活 pic.twitter.com/cfsq4GYhU8