ヘアアレンジ特集の第二弾、lesson*2では、三つ編みをベースとした、簡単だけど高見えするヘアアレンジをご紹介いたします!
いつもの三つ編みもひと手間で、ちょっとしたお出かけから結婚式やパーティー、発表会など華やかなワンシーンを彩るおしゃれヘアに! 三つ編みさえできれば、あとは使いよう、見せ方次第、たかが三つ編み、されど三つ編み! お出かけヘアアレンジにかなり活用できることがわかります。
また、子供ドレスショップのキャサリンコテージ、定番のヘアアクセサリーであるフラワーティアラ。とくに結婚式参列では大活躍のフラワーティアラですが、実際、どうやって使うの?と思ったことはありませんか? 買ってみたいけど使い方がよくわからない・・実際私もそう思っていました。使い方さえわかれば、ちょっとしたパーティーやお家でのお姫様ごっこなどでも気軽にかわいく使ってあげられますね。今回はフラワーティアラを使ったヘアアレンジも、ご紹介いたします!
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lesson*2 menu
●三つ編みでつくるヘアアレンジ
⇒「三つ編みカチューシャ」
⇒三つ編みアップスタイル1
⇒三つ編みアップスタイル2
●フラワーティアラを使ったヘアアレンジ
⇒フラワーティアラ×ダウンスタイル
⇒フラワーティアラ×アップスタイル
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三つ編みでつくるヘアアレンジ
髪の毛が長いお子さまだと、通園通学の時など日常的に三つ編みをしてあげることがあるかと思いますが、その普段の三つ編みを、おしゃれ仕様にアレンジしましょう! 少し工程が長く感じるかもしれませんが、実際にやってみるとそんなに難しいこともありません。
「三つ編みカチューシャ」
まずご紹介したいのが、両サイドに細い三つ編みをつくって、左右互いに渡して三つ編みをカチューシャのように見せるアレンジ、「三つ編みカチューシャ」です。
how to 「三つ編みカチューシャ」
1.サイドに、細い三つ編みを作ります。
—おしゃれ映えpoint*—
このとき、分け目をジグザグにするとおしゃれ! クシの先などとがったもので、ただまっすぐに分け目をつくるのではなく、右に左にと、ジグザグを描くように分けていきます。このテクを知っていれば、普段二つわけするようなアレンジのさいにどんどん使えますね!
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2.なるべく毛先まできれいに三つ編み。
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3.向こう側の三つ編みを、頭のてっぺんをとおってこちら側に持ってくる。
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4.耳の後ろあたりで、ピンどめ。
point▶︎下から上に向かって、三つ編みと地肌の髪をはさみこむとうまく留まります。
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5.ピンクの矢印の向きに、ピンをさしました。なるべくピンが見えないように、地肌に添って、三つ編みの下にもぐらせるようにピンをさすことも、きれいに仕上げるためのポイント。
※工程が見やすいよう、この時点で、先にこちら側の三つ編みも向こう側に渡してあります
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6.さらに、今度は1本めとはジグザグな関係になる向きからピンどめ。
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7.これでもまだ安定しないようなら、心配なところでピンどめしてください。固定しないことには始まりませんが、なるべく少量のピンで仕上げましょう。
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8.反対側も同じ要領でピンどめするのですが、二本目の細い三つ編みを逆サイドに渡すとき、先に固定した三つ編みの下を通して耳の後ろ側へ持っていきます。(耳まで三つ編みの長さが届かない場合は、先に固定した三つ編みの下に毛先を隠すようにピンで留める)
ピンどめした部分より先の毛先は、耳にかけるようにしておろしているヘアで隠せば「三つ編みカチューシャ」ヘアのできあがり!
←こちらのモデルさんのヘアスタイルも、よぉ~く見てみると、ピンクの矢印の先あたりから、手前で渡している三つ編みが、もうひとつの三つ編みの下にもぐりにいってることがわかりますよね。 三つ編みが長ければそのまま耳の後ろで固定、短ければ、もう一つの三つ編みの下にもぐったところで固定して隠す、というわけです。 | |
また、髪の毛がかなり長く、細い三つ編みを互いに渡しあっても後ろで届くようなら、そこで結んでしまって固定するのも手です。 |
コサージュやピンなどアクセサリーをつけてもいいですし、このままでも十分にかわいらしく、お出かけ仕様のヘアスタイルになります。
三つ編みアップスタイル1
こちらは、今紹介した「三つ編みカチューシャ」と同じ要領でつくるアレンジですが、今度はサイドのみの細い三つ編みではなく、全体の髪の毛をふたつの三つ編みにして左右に渡してつくる、アップスタイル。アップヘアなので、アクセサリー次第ではドレスにも似合う、華やかなヘアスタイルです。
(こちらはある程度の髪の長さを必要としますので、まだ長さが足りないと思った場合は、三つ編みアップスタイルの2にチャレンジしてみてくださいね!)
how to 三つ編みアップスタイル1
※ここでは、上で紹介した「三つ編みカチューシャ」の工程2の状態、両サイドのヘアを細い三つ編みにしてある状態からはじめます。
1.後ろのセンターで、ふたつわけにします。
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2.細い三つ編みも含めた状態で、三等分に。
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3.細い三つ編みも含めたまま、両サイドとも三つ編みをする。
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4.もちろん、小さい三つ編みはつくらずに普通の三つ編みだけでつくってもОKです! が、最初に細い三つ編みを作ることで編み目の始まりがより高い位置になりますので、そのひと手間で、出来上がりも少しだけ見栄えがします。
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5.細い三つ編みを一緒に三つ編みした状態。小さい三つ編みの編み目がところどころに見えてかわいいですね。 ここまでの、小さい三つ編みも一緒に編み込んだ三つ編みだけでもおしゃれなヘアアレンジとして使えますよ!
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6.三つ編みを、あちら側に持っていく。
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7.三つ編みの長さに余裕がある場合は、きれいな円を描くようにしてから、向こう側へ(余裕があまりない場合は、そのまま上にひっぱりあげるようにして向こう側へ渡す)。
毛先は向こう側の耳の後ろあたりでピンどめ。
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8.今度は、あちら側の三つ編みを手前にもってくる。
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9.結び目の近くを、しっかりピンどめ。スタイリストさんは一か所で見事とめていますが、心配な場合は、ピンだらけにならない程度に他数か所でも留めましょう。
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10.毛先は、うまくもうひとつの三つ編みの下に隠しちゃいましょう! 必要であれば、ピンで固定します。
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三つ編みアップスタイルその1、完成!
大きめなコサージュをつけてあげると、一気に華やぎ、完成度もアップします!
使用したヘアアクセサリー:
三つ編みアップスタイル2
こちらの三つ編みでつくるアップスタイルは、一度ふたつ結びをしてから三つ編みをするので、アップスタイル1をするには長さが足りないお子さまでも挑戦しやすいスタイルです。 ふたつ結びの時にかわいい飾りのついたゴムを使ったり、結び目のところにコサージュやピンを飾るなどすると、かわいらしく仕上がります。
how to 三つ編みアップスタイル2
1.ツインテール(ふたつ結び)にします。あとでピンやコサージュなどを使ってもOKですが、ここですでに飾り付きのゴムなどをつかうと、手軽で見映えも◎。耳より上の高さがキュートです。
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2.なるべく先の方まで、しっかり三つ編み。
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3.三つ編みの編み目を少しゆるめる。
—おしゃれ映えpoint*—
ここで編み目をところどころくずしてボリュームを出しておくと、まとめたときも動きが出て自然なニュアンスに仕上がります。 この編み目をくずすテクは、普段の三つ編みにも使えて、ビシッときれいに作った三つ編みよりもこなれ感が出ておしゃれ映えしますょ。
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4.向こう側に三つ編みを渡す。
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5.向こう側の耳の後ろあたりで(髪の毛が届くところでOK)、ピンで固定。
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6.反対側の三つ編みも、手前に持ってくる。
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7.毛先を、5で固定した三つ編みの下に隠しながら、ピンで固定。
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両サイドの毛先はとにかく、それぞれの三つ編みの下に隠してしまえば、見た目もすっきり、かわいらしいアップスタイルに仕上がります!
使用したヘアアクセサリー:
フラワーティアラを使ったヘアアレンジ
結婚式参列など、ドレスアップ姿の完成度が格段アップする!と人気の、キャサリンコテージのフラワーティアラ。ただちょこんとのせるだけよりも安定する、基本的なフラワーティアラの土台づくりと、アップスタイルで使いたい場合のヘアアレンジをご紹介します。
フラワーティアラ×ダウンスタイル~基本の土台づくり
ダウンスタイルでフラワーティアラを着用する場合、このモデルさんのようにそのまま頭にのせるだけでももちろんかわいいのですが、お子さまの頭の大きさや形によっては、しっかりと土台 を作ってあげたほうがしっかりフィットしますし、お好みの角度にティアラをのせてあげることもできますので、より理想の着用感に近づけてあげることができます。
how to フラワーティアラ×ダウンスタイル
1.トップの髪の毛をとって結ぶ。このとき、サイドの髪をどのくらい残すか、などは、お好みのイメージに合わせて調節してくださいね。
—おしゃれ映えpoint*—
ただ結ぶだけでもよいのですが、lesson*1で出てきた「くるりんぱ」をしてあげると、トップに自然なボリュームも出て、さらにエレガントな印象に!
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2.フラワーティアラのリボンの下にあるクシを、結び目に差し込んで固定。
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3.結び目の位置=フラワーティアラの固定位置ですので、最初にティアラを頭に当ててみて仕上げのイメージをし、その時のクシの位置を把握して結び目の位置を決めておけば、思い通りの着用感に仕上げることができます。
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ほどよく頭にちょこんとフィット!
キャサリンコテージのフラワーティアラは、後ろ姿も本当にかわいいです!
フラワーティアラ×アップスタイル
アップスタイルにフラワーティアラを合わせるアレンジも、スタイリストさんに聞いてみました!
how to フラワーティアラ×アップスタイル
1.三つ編みアップスタイル1の工程5の状態から、説明させていただきます。つまり、まずは両サイドに細い三つ編みをつくって、それを含めて全体を2つに三つ編みした状態です。
point▶︎三つ編み終わりをゴムで結ぶとき、毛先を一緒に丸めてとめておく。こうしておくと、アレンジで毛先がぴょこぴょこ出てくることもなく、きれいに仕上がります。
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2.ところどころ、編み目をむに~っと引っ張り、編み目をゆるめる。
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3.こんな具合に、ラフにボリュームを出しておく。
—おしゃれ映えpoint*—
ところどころぼこぼこっとボリュームを出すことで、全体に自然な動きが出て、こなれ感のあるおしゃれな仕上がりになります。
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4.毛先を内側に折りたたみながら、逆サイドに持っていく。
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5.髪の毛の長さによって、折りたたんだ状態でどの位置まで三つ編みが届くのかは変わりますが、だいたい耳まわりをめざしてください。(この時に、最初にサイドの細い三つ編みを作っておいたほうが、その編み目に添うようにピンどめできるので見た目がとても美しく仕上がります)
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6.三つ編みは折りたたんだまま固定するよう、ピンで留める。折りたたんだ毛先の方は、上手に編み目に隠してくださいね!
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7.反対側も、同じように毛先を内側に織り込んで、手前に持ってくる。
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8.手順6で固定した三つ編みに添うように配置し、折りたたみ部分を一番高い位置でピンで留める。
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9.両サイドとも三つ編みを固定した状態。これだけでも十分かわいくおしゃれなアップスタイルですね! ここにお手持ちのコサージュやリボンなどをあしらってもOKです。
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10.三つ編みの編み目が集まっているところに、フラワーティアラのクシを差し込む。
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フラワーティアラと三つ編みのコラボレーション! 素敵ですね!
使用したヘアアクセサリー:
←こちらのヘアアレンジは、三つ編みアップスタイル1で紹介した、三つ編みを前に持っていくアップスタイルにフラワーティアラをのせたものです。 | |
また、こちらは、手順9までのまとめ髪スタイルです。おしゃれ映えポイントの、分け目を大きくジグザグにとっていたり、三つ編みもボリュームたっぷりなので、これだけでドレスの華やかさに負けないゴージャスなヘアアレンジになっています。 |
三つ編みは、アレンジ次第で単なる「おさげ」からおしゃれヘアに昇華する、とても便利なものですね! あとはピンどめのコツさえつかめば、さまざまなアップスタイルへと応用、展開できます。 ぜひ、お子さまの髪の毛を借りて、練習してみてくださいね!
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ヘアアレンジlesson*2、いかがでしたか? 三つ編みに対する思いが変わったのではないでしょうか?(笑) ところどころでご紹介した「おしゃれ映えpoint」も、知っておけばいつものヘアアレンジにも応用できます。おしゃれとは、そういった「ちょっとした」ひと手間! ぜひマスターして、ちょっとしたコツで大きくおしゃれ映えしちゃいましょう!
さて、次のlesson*3では、ちょっとロングヘアの女の子のためのヘアアレンジはお休みにして、キャサリンコテージ専属スタイリストさんに聞いた、ボブスタイルの女の子のためのヘアアレンジをお届けいたします! ボブでも、カチューシャするだけではない、ひと手間加えたおしゃれ映えするヘアアレンジたちです。
upcoming lesson*3 includes…
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