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パールアクセサリーいろいろ|本真珠、淡水パール、ガラスパール、コットンパール、貝パール

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パールアクセサリー

ドレスアップスタイルによりいっそうの華やぎを添えてくれるパールアクセサリー。パールは、ドレスやスーツ、その日のスタイルに左右されることなく気品をまとえ、また、冠婚葬祭どんなシーンでも身につけることができるため、大変重宝する宝石です。

キャサリンコテージが扱うパールアクセサリーは、気軽にお子様もつけられる、イミテーションパールのもの。近年では同じイミテーションでも種類が増え、質もよくなってきました。

ここでは、今さら聞けないパールにまつわるエトセトラ、魅力や豆知識をご紹介いたします。パールの種類や特徴、マナーを知れば、値段もデザインもさまざまなパールアクセサリーを、時と場合によって使い分けておしゃれを楽しむことができますね。

パールの魅力

パール(真珠)は、貝の体内で生成される宝石であるため、生体鉱物(バイオミネラル)と呼ばれています。6月の誕生石でもあり、宝石言葉は「健康・無垢・長寿・富」。

出典:MIKIMOTO

出典:MIKIMOTO

またパールは、貝の中に入ってきた異物から身を守るための防衛本能の賜物であるため、「力強さ・保護力・治癒力」を持っているとも考えられています。守護のパワーが強いパワーストーンとしても注目されており、「ストレスで疲れた体を癒し、守ってくれる」「ストレスにより眠りが浅い人は、枕元に置いて寝ると愛に包まれたように安眠できる」といった効能があるともいわれています。

パールが放つ繊細で上品な輝きは古代から人々を魅了しており、昔からダイヤモンドは「王様=太陽」とされていたのに対し、パールは「女王(王妃)=月」のイメージを持たれています。世界三大美女のひとりであるクレオパトラもパールを愛し、最高の装いとして着用していたようです。

パールはどうやって作られる?

真珠ができるしくみ

出典:ミキモト真珠島

貝の内部に「外套膜」と呼ばれるうすい膜があり、この外套膜が、自分のやわらかな体を守るために貝殻を作っています。貝の中に小石や砂、小さな微生物など異物が入り込むと、外套膜の自己防衛機能が働き、その異物を分泌物で包み込み、これが真珠の元となります。カルシウムの層とタンパク質が交互に積層し、どんどん真珠として育っていくのです。

このメカニズムに注目し、真珠の本格的な養殖技術を開発したのはなんと日本人! 1953年に御木本幸吉(ミキモト創業者)が半円形の真珠の養殖に成功し、その12年後、球型の養殖に見瀬辰平と西川籐吉が成功しました。

球状に削った核をアコヤ貝の体内に外套膜と一緒に挿入し、真珠層を形成させる、という手法なのですが、この際、貝自身の臓器に傷をつけてはいけませんから、核を貝の体内に入れる作業も大変緻密なオペ(挿核手術と呼ばれているほど!)になるわけです。

パールの種類

パールと一口に言っても、それが天然であれ養殖であれ本物の貝から採られた「本真珠」と、そういったパールに似せて作った人工の「フェイクパール(イミテーションパール)」とがあります。フェイクパールも核として使う中心部の素材によってさまざまなものがあります。

◆貝によって作りだされるパール

さまざまなパール

出典:MIKIMOTO

パールは穏やかな海や湖の中で、貝がじっくりと育む宝石。その美しさから古代人は、月が落とした涙が貝の体内に宿って真珠が生まれた、とか、人魚の涙、と、ロマンティックに表現していました。

パールは母貝の種類や、育った環境により、様々な色、形になります。まるで人間のような個性ですね。

本真珠

本真珠とは海(海水)で育つ貝(主にアコヤ貝)の中で作られる真珠のこと。重厚感があり、内側から放つ美しいテリがあります。
天然と養殖とがあり、養殖は若干安く手に入りますが、本物であることには違いありません。本真珠のいいものは親から子へ受け継げ、永く使えることもメリットです。また、広義では、人工的に作られたイミテーションパールではない、という意味で、淡水パールをも含めて「本真珠」と表現することもあります。

淡水パール

淡水パールは、川や湖など淡水で育つ貝からとれるもので、お米のような形や涙のような形など個性豊か。養殖がほとんどで、その際核を挿入しないことが多いため、真円には育たずさまざまな形状のものになります。色も白、ピンク、オレンジ、紫などがあります。
本真珠と比べると淡水パールはかなりお手ごろ価格。そのため、淡水パールのほうがカジュアル感があります。

黒真珠、マベ真珠、南洋真珠など

パールが作られる母貝の種類により、黒蝶貝からとれるものを「黒蝶真珠(黒真珠)」、マペ貝から産するものを「マペ真珠」などと言います。

◆イミテーションパール

上記の本物の貝が生み出すパールとは違い、イミテーションパール(フェイクパール)は、いわゆる模造真珠です。構造としては真珠と似ていますが、核の周りに真珠層を人工的に吹き付けて作られます。

今ではイミテーションパールも、核の材質に工夫がされ、それぞれその軽さや特徴を活かしたアクセサリーがたくさん出ています。昔に比べ、現在では一瞥では分からないものも多いです。

もちろん正式なフォーマルシーンでは本真珠のアクセサリーの着用がおすすめですが、本真珠は汗や傷に弱いため、ちょっとしたお出掛けや普段使いのアクセサリーとしては、イミテーションパールが大活躍します。

プラスチックパール

三連プリンセスパール

核にプラスチックの玉を使い、真珠箔を塗布した人工真珠。

本真珠に比べると軽いため、本真珠との違いは明白。ただ、汗や傷には強いため、お子様の着用や、普段使いにぴったり。

ガラスパール

出典:キャサリンコテージ楽天店

出典:キャサリンコテージ楽天店

核にガラスピースを挿入し真珠箔を塗布した人工真珠。
重さもあり、プラスチックパールよりも光沢があるのが特徴。触ると少しひんやりするような触感もあり、クールな印象。ガラスの珠に塗装しているため、表面もキメが細かく美しい輝きがあり、高級感も出ます。 

コットンパール

コットンパールネックレス

コットンパールネックレス

綿を圧縮し丸く固めた核を使った、イミテーションパール。
特徴はなんといっても、その軽さ! ハンドメイドのようなぬくもりと、独特な風合いが魅力です。

コットンパールならいくつ使っても重たくならないため、パールをたくさん使ったアクセサリーにも用いられています。

 

貝パール

出典:(株)上田真珠硝子鉱業所

出典:(株)上田真珠硝子鉱業所

養殖真珠に用いる貝から作った核を使って作られるもの。

貝パールは、より本物を追求した人工真珠であるため、本真珠と比べても重さはほとんど変わりません。もっとも本真珠と見分けがつけにくいのではないかと思います。

知っておきたいパール着用のマナー

パールは冠婚葬祭、TPOを選ばず着用できるのが魅力のひとつですが、やはり、結婚式と葬儀ではまったく用途が違うので、本真珠のシンプルなネックレスである場合以外は、同じネックレスをつけていく、というわけにもいきません。ある程度のマナーを知った上で、その場にふさわしいアクセサリーを着用していってくださいね。

結婚式:

結婚式では、花嫁さんが主役。とくにお昼の挙式や披露宴では、光り物やゴールドではなく、シルバーやパールといった、品のあるアクセサリーが好まれます。パールネックレスのNGはとくにないので、ロングネックレスの重ねづけやデザインに遊びのあるものなど、おしゃれを楽しめます。黒真珠は特に葬儀用ではないのですが、どうしても暗いイメージをしてしまいがちなので、避けた方がベター。

葬儀:

とくに慎重に着用するものを選びたいシーンです。結婚指輪や婚約指輪以外の装飾品は、基本的には身につけないのがマナー。そんな中でもパールは「涙の象徴」ともいわれており派手さもないため、それでも「つけても良い」扱いレベルです。

もし着用するのであれば、ネックレスなら一連のもの。パールの大きさはあまり大きくなく7-8mm程度まで、淡水パールやバロック珠ではなくラウンド型のしっかりしたものを、そしてロングネックレスも遊びが強くなるのでNGです。あくまで、シンプルなものを。色味も、白、黒、グレーがふさわしいといえます。

入学式・卒業式:

入学式や卒業式では、ジャケットを着用する方が多いと思います。あくまでお子様が主役、お子様の成長のお祝いの場ですから、派手さよりも、華やかで品のあるものを選びましょう。真珠のネックレスは大きくとも8.5mmまでとし、一連での着用が基本です。9mm以上の珠となってくると品を損ねてしまいますので、注意が必要です。

お子様の場合:

お子様の場合は、パール着用となるとそのシーンは発表会や結婚式など華やかな場面でしょう。ドレスアップスタイルにさらなる華を添えるのに、パールアクセサリーはもってこい! もちろん本真珠でなくとも、気兼ねなく着用できて、軽く、エレガントな光沢を放つフェイクパールのアクセサリーがおすすめです。

発表会であるなら演奏の邪魔にならないもの、結婚式であるならお食事シーンなどでも支障のないようなデザインのものを選ぶとよいでしょう。